Current Location
退職からしばらく経った。
自由になったはずなのに、どこか宙に浮いている感覚がある。
何かに追われているわけではない。
けれど、どこへ向かうべきかもまだ定まっていない。
以前の生活には戻りたくない。
しかし、次の生活もまだ輪郭を持っていない。
今はその中間地点にいる。
Now
文章を書く時間が増えた。
写真を撮ることは続けているが、最近は風景を撮ることよりも、その風景がどのように記憶に残るのかに興味が向いている。
Quiet Letterの形を考えている。
また、自分自身を説明するためではなく、自分自身の変化を記録するための仕組みについて考えている。
「About」と「Records」を分けるという発想も、その延長線上にある。
Current Practice
現在の制作は、写真よりも文章に重心がある。
作品を作るというよりも、観察し、言語化し、整理する期間に近い。
最近は以下のテーマを繰り返し扱っている。
- 記憶の曖昧さ
- 現実感の薄さ
- 喪失
- 静寂
- 人との距離
- 生存の感覚
作品制作そのものよりも、その前段階にある感覚の採集に時間を使っている。
Direction
静けさを体験として設計する方法を探っている。
写真だけでもなく、文章だけでもなく、展示だけでもない。
それらを横断した何か。
最近は「静寂の設計者」という言葉を改めて見直している。
以前は肩書きのように考えていた。
今はむしろ、これからの数年をかけて検証していく問いのように感じている。
私は何を作りたいのか。
どのような場所を作りたいのか。
どのような時間を作りたいのか。
その答えはまだ分からない。
ただ、刺激を増やす方向ではなく、余分なものを取り除く方向へ進みたいと思っている。
Notes
最近、自分について説明することに疲れていることに気づいた。
経歴や肩書きでは説明しきれない部分が増えたからだと思う。
だからこそ、私は誰かを定義するのではなく、その時々の自分を記録していくことに興味を持ち始めている。
この記録も、その試みのひとつである。
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